【暑い夏11】そして対話はつづく −2011年ドキュメント編集後記−

 ダンスといえば、今を謳歌する営みであり、ワークショップは体験型の催し、祭りは人々を一つにする社会装置である。こう並べると、ダンス・ワークショップ・フェスティバルというものが、参加し踊る「今ここ」に充足し、外部に向けた反省を伴う言語活動から遠いのも道理である。にもかかわらず、そこに「一緒にドキュメントをしませんか?」と看板を出して何年にもなる。